
脱炭素や最終処分場の不足などの課題を、日本初の地域内での再生材マッチングプラットフォームを活用することで解決できるかを一緒に考えてくださる自治体を募集します。
募集の背景
現在日本国内で発生する廃プラスチック824万tのうち、約7割(575万t)が焼却されています。資源循環が進まないと、「脱炭素」「資源の枯渇」「最終処分場の不足」など様々な社会課題への影響を及ぼします。
世界でも、マテリアルリサイクルされたプラスチックである再生材の利用目標が掲げられ、欧州ではELV規則案として、車のプラスチック部品のうち25%に再生材を利用するといった内容が入っています。日本でも2024年5月に再資源化事業等の高度化に関する法律が成立し、国家単位で再生材の質と量の確保に対して方針立てがされています。
弊社独自推定ではありますが、例えば群馬県全域においては、1.7万t/年不足すると推測されます。このような状況に製造業事業者中心に対応が迫られております。
しかし、再生材の売買において「品質の振れ幅」「再生材の安定調達」「販路拡大」「キャッシュフローが心配」などの課題があります。そういった各事業者が抱える”不”を解決することで、資源循環が進みつつ、事業者の業績向上にも繋がっていきます。
募集プロジェクトの概要
弊社が提供する「Maar再生材調達」では大きく2つサービスを提供しています。
①データベースを元にした適切なマッチング(再生材売買商社として年間3.7万tの再生材取引実績と、全国に100社以上のリサイクルパートナーを抱えております)
②産業廃棄物量や産業廃棄物に伴うCO2排出量等のデータ可視化・一覧表示
今回自治体の皆様と取り組みたい課題は、地域内での資源循環による加速です。そのための実証としては以下に取り組みたいと考えています。
【自治体の皆様にお願いしたいこと】
- 資源循環ニーズ/ポテンシャルの把握するための域内企業への再生材需給や産廃データ活用等に関するアンケートを実施したい
- 域内企業のプラットフォームへの登録促進したい(登録は無償となります。)
- 自治体における廃プラ施策を一緒に検討したい
本プロジェクトがフォーカスする社会課題と取り組みの全体像↓
「逆プロポ」の仕組みを動画で理解するにはこちら↓
企業情報
株式会社TBM
会社HP▼
https://tb-m.com/
Maar再生材調達▼
https://maar-sourcing.tb-m.com/top
愛知県豊田市との実証実験開始のプレスリリース▼
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000370.000016815.html
寄附金額
なし。実証実験期間に関するに要する費用は、株式会社TBMが全額負担します。自治体の支出はありません。
実施スケジュール(予定)
2025年2月21日 募集開始
2025年3月14日 募集締切
2025年3月下旬 採択自治体決定
2025年4月上旬以降 プロジェクト開始
応募条件
2025年3月14日(金)17時迄に、エントリーシート(A4・一枚程度)に必要事項を記入し提出すること
その他留意事項
- ご提出いただいた情報は、寄付先の選定および今後のサービス開発・提供などを目的として、株式会社TBMおよび株式会社ソーシャル・エックスの各関係者の間で共有させていただきます。
- 募集締め切り後、内容に関して株式会社TBMから個別に問い合わせをさせていただく可能性がございます。
応募をご検討いただける場合は、以下記載の照会先にメールにてご連絡ください。
エントリーシート、フィードバックシートの雛形をお送りします。
照会先:info@socialx.inc