
まちづくりが成功している地域は2つの共通している要素があります。まち本来の価値に気付き、活かせていることと、地域での挑戦を“支え合う”共創関係があることです。URBANIX株式会社はこの2つをサポートし、一緒にまちづくりの挑戦を後押しする自治体を募集いたします。
募集の背景
いま、日本各地のまちは、人口減少・空き店舗の増加・地域経済の縮小といった複合的な課題に直面しています。一方で、そのまちならではの魅力を活かし、地域再生や活性化の事例も、各地で確かに生まれ始めています。
URBANIXは、こうした地域の可能性を「まちの中」に見出し、育てていくためのデータ活用型まちづくり支援ツールを開発しています。単なる数字ではなく、まちの雰囲気や営み、出店者や事業者の動きといった“肌感覚”を、分析とストーリーテリングを通じて地域の価値として可視化します。
そしてその価値を、次の挑戦者につなぐ仕組みをつくる。
それが、私たちURBANIXが目指す「出店と集客の意思決定を支えるまちづくり」です。
しかし、この取り組みを本当に意味あるものにしていくには、
地域の現場を深く理解し、支えてきた自治体の皆様との連携が不可欠です。
今回の募集では、地域のプレイヤーと共にまちの未来を描き、挑戦を後押しする「共創のパートナー」としての自治体を募集します。
・地元の事業者を応援したい
・空き物件をどうにか活かしたい
・若手や関係人口の受け皿を増やしたい
・従来の補助金やハード整備に限らない新たな地域づくりに取り組みたい
そのような思いをお持ちの自治体と、一緒に小さくても実りある一歩を踏み出せればと思っています。
・2025年夏にリリース予定の店舗・商業施設の「出店」と「集客」の意思決定を支援する地図プラットフォームも活用しながら一緒にまちづくりを進めたいと考えております。
募集プロジェクトの概要
URBANIXでは、まちの空間やデータを活用しながら、地域に新しいチャレンジとつながりを生み出すことを目的とした実証型ワークショップを全国各地で展開していきます。
このワークショップは、単なる出店支援やデータ分析にとどまらず、「まちの価値に気づき、共に育てる関係性」をつくる場として設計されています。
【実施内容】
ワークショップでは、URBANIXが開発中の地図型分析ツールを活用し、以下のような内容を実施します:
・地域ごとのポテンシャル(魅力や特性)を“見える化”し、地域の理解を深める
・出店希望者と物件オーナーとのマッチングを体験形式で実施
・地元ならではの情報や視点を参加者同士で共有し、地域全体の知恵を活かす
・応援者や仲間づくりを促し、地域での挑戦のきっかけを創出する
このワークショップは、都市計画や開発主導の視点ではなく、「まちの中にいる人々の目線」で行動が生まれる構造を重視しています。
【想定される参加者】
この実証ワークショップには、以下のような多様な地域関係者の参加を想定しています:
・店舗経営者:出店判断や事業企画のヒントを得る
・不動産会社:遊休物件の活用方法を探る
・自治体職員:エリア活性化の担い手・関係人口創出の方策を検討する
・金融機関:地域での挑戦者支援や融資先の可能性を模索する
それぞれが「まちの中での役割」を持ち寄り、地域の文脈を捉え直すことで、単なるマッチングを超えた共創の土壌づくりを目指します。
【自治体の皆様へ】
この取り組みは、地元自治体の皆様と共に行うことにこそ意義があります。
特に以下のような課題をお持ちの自治体には、ぜひご参画いただきたいと考えています:
・空き家・空き店舗の活用を模索している
・出店者や移住者の定着を促進したい
・地域の民間プレイヤーと公共の関係を再構築したい
・「関係人口」や「地域資源の活用」におけるモデル事業を検討している
実証実験は柔軟なスケジュールと連携体制で設計可能です。
詳細のご相談や現地視察も歓迎しておりますので、ぜひお気軽にご連絡ください。
URBANIXでは、まちの空間やデータを活用しながら、地域に新しいチャレンジとつながりを生み出すことを目的とした実証型ワークショップを全国各地で展開していきます。
このワークショップは、単なる出店支援やデータ分析にとどまらず、「まちの価値に気づき、共に育てる関係性」をつくる場として設計されています。
自治体の皆様にお願いしたいこと
- 実証フィールドの提供(エリア設定)
- ワークショップの共催・広報協力ワークショップの共催・広報協力
- 地元事業者・金融機関等とのネットワーキング協力
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自治体所有の未活用データの利活用に向けた相談と調整
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自治体所有の未活用データの利活用に向けた相談と調整
本プロジェクトがフォーカスする社会課題と取り組みの全体像↓
「逆プロポ」の仕組みを動画で理解するにはこちら↓
ソーシャルXアクセラレーション powered by MUFG 「逆プロポ」の流れこちら
企業情報
企業名:URBANIX株式会社
所在地:福岡県
設立:2023年
代表者:岩淵丈和(九州大学・都市計画研究)
企業HP:https://urbanix-japan.com
実施スケジュール(予定)
2025年5月7日 募集開始
2025年6月30日 募集締切
2025年7月上旬 採択自治体決定
2025年7月上旬以降 実証実験調整・プロジェクト開始予定
応募条件
2025年6月30日(月)17時迄に、エントリーシート(A4・一枚程度)に必要事項を記入し提出すること
その他留意事項
- ご提出いただいた情報は、採択の検討及び、今後のサービス開発・提供などを目的として、URBANIX株式会社および株式会社ソーシャル・エックスの各関係者の間で共有させていただきます。
- 締め切り後、企画内容に関してURBANIX株式会社から個別に問い合わせさせていただく可能性がございます。
応募をご検討いただける場合は、以下記載の照会先にメールにてご連絡ください。
エントリーシートの雛形をお送りします。
質問やご相談は随時受け付けておりますのでお気軽にご連絡ください。
照会先:info@socialx.inc