「逆プロポ」から生まれた「子ども食堂DX」プロジェクトが、マニュフェスト大賞最優秀グッドアイデア賞を受賞

「逆プロポ」から生まれた「子ども食堂DX」プロジェクトが、マニュフェスト大賞最優秀グッドアイデア賞を受賞

掲載日: 2022-11-30
更新日: 2022-11-30

産官学の連携が評価された、ワイヤレスゲートと枚方市による「子ども食堂DX実証実験」


株式会社ソーシャル・エックス(本社:東京都渋谷区、代表取締役:伊佐治幸泰・伊藤大貴、以下「ソーシャル・エックス」)が提供する、官民共創による新規事業開発プラットフォーム「逆プロポ」(https://gyaku-propo.com/)を活用してパートナーシップが成立した、株式会社ワイヤレスゲート(本社:東京都品川区、代表取締役社長CEO:濵暢宏、以下「ワイヤレスゲート」)と、大阪府枚方市(市長:伏見隆)による、『公民連携で子ども食堂の運営を支援!「子ども食堂DX実証実験」』が、2022年11月11日に開催された「第17回マニフェスト大賞」において、最優秀グッドアイデア賞を受賞しました。

本取組みは、全国の子ども食堂が抱える、食材寄付と子ども食堂とのマッチングの仕組みや、食材の配送方法の整備において、地方自治体・民間企業・NPO 法人・大学がプロジェクトチームを形成して実施した、産官学の連携による「子ども食堂DX実証実験」です。実証実験によって得られた成果や課題を、今後の子ども食堂の運営と発展に繋げます。

■受賞のポイント
本受賞は、昨年度に実施した、子ども食堂と食材寄附者をDXでつなぐ「子ども食堂DX実証実験」の取り組みが評価されたもので、審査委員からは受賞のポイントとして以下の3点が示されました。

・子ども食堂をとりまく全国的な共通課題を取り上げた取り組みであったこと
・産・官・学の分野を超えた多くの事業者・団体がステークホルダーとして関わったプロジェクトであったこと
・経済的な継続性といった課題に対し、寄附を原資としたサステナブルなアイデアを用いたこと

■プロジェクトの概要
全国の子ども食堂では、食材などの寄附があっても、子ども食堂に効率的にマッチングする仕組みが整備できていません。また、食材の配送方法にも課題を抱えています。

そこで、「逆プロポ」にてパートナーシップが成立したワイヤレスゲートと枚方市が、国・NPO 法人・大学と共にプロジェクトチームを形成して、DX によるマッチングと、タクシー活用による食材配送などの実証実験を行いました。

その結果、寄附食材の情報をリアルタイムでスマホから確認できることや、タクシー配送の有効性を確認しました。一方、食材配送費に助成金を活用することの違和感や、寄附食材のウェブサイトへの登録作業の煩雑さといった課題が指摘されました。

ワイヤレスゲートおよび枚方市は、今回の実証実験から得た成果や課題を整理し、本プロジェクトをきっかけに繋がることができた多くの関係機関や事業者とのネットワークを活かしながら、今後も子ども食堂の運営支援に係る新たな可能性を検討する予定です。

・子ども食堂DX実証実験の取組概要
https://gyaku-propo.com/cases/37acd40a-7d50-47ba-a943-571734b06b4c
・枚方市・担当者インタビュー
https://gyaku-propo.com/cases/0433a7f9-3e4d-464b-94c4-e063be595f96/
・枚方市プレスリリース
https://www.city.hirakata.osaka.jp/cmsfiles/contents/0000045/45145/221117.pdf
 

■マニフェスト大賞とは
マニフェスト大賞は 2006 年に政策本位の政治を目指し、地域の民主主義向上に資する優れた取り組みを募集し表彰すること で、「善政競争」の輪を拡げることを目的に創設された賞。17回目となる今回は、議員、自治体、市民団体等から3,133 件の応募があった。北川正恭氏(早稲田大学名誉教授)を審査委員長とした各分野の有識者で構成された審査委員会により、「ローカル・マニフェスト大賞」「議会改革賞」「成果賞」「グッドアイデア賞」「コミュニケーション戦略賞」「躍進賞」など全8部門で構成される。今回は、各賞ごとに5つの優秀賞が選ばれ、その中から最優秀賞(躍進賞は最優秀賞なし)が選ばれた。「グッドアイデア賞」は、新規性や創造性にとんだ優れたアイデアや政策提言等を表彰する賞。

 

【本件問い合わせ先】
PR/GR Director 志賀
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