プロスポーツクラブ初の「逆プロポ」、大分トリニータと奈良県広陵町のパートナーシップが成立

プロスポーツクラブ初の「逆プロポ」、大分トリニータと奈良県広陵町のパートナーシップが成立

掲載日: 2022-12-23
更新日: 2022-12-23

株式会社ソーシャル・エックスが提供する、官民共創サービス「逆プロポ」にて、Jリーグクラブ「大分トリニータ」を運営する株式会社大分フットボールクラブ(大分県大分市、代表取締役:榎徹、以下「大分FC」)と奈良県広陵町とのパートナーシップが成立し、キックオフミーティングを開催しました。今回の「逆プロポ」では、広陵町が目指す「骨折0(ゼロ)のまち」というコンセプトが大分FCに評価されました。


本プロジェクトの背景と概要

厚生労働省の国民生活基礎調査(H28)によると、「要介護」となる要因の約3割を、「認知症」と「骨折・転倒」が占めるとされています。高齢に伴う身体機能の衰えに加えて、認知機能の低下が健康寿命にも直結する課題となっており、脳と身体の機能を同時に維持していく必要性が注目されています。

奈良県広陵町では、町民の骨折疾患が国民保険データの医療費上位にあることに着目し、高齢者の転倒(骨折)予防方法の啓発や、健康無関心層への効果的な発信、魅力ある健康教室の展開など、様々な施策を展開してきました。一方で、活動への参加者の偏りや健康増進の可視化など悩みを抱えていました。

大分FCはチーム発足以来、スポーツを通して地域の発展、社会への貢献に日々努めてきており、広陵町の課題に対して、プロスポーツクラブとして長年蓄積したトレーニングノウハウを提供し、新たな健康増進モデルを事業開発の一環として構築すべく、今回の採択に至りました。

大分FCでは、トップアスリートの身体トレーニングのみならず、脳と身体の伝達を目的とした「脳トレ」を日々のトレーニングの一環として取り入れており、一見すると高齢者とトップアスリートという対極の両者における共通点として、「脳と身体」の機能の維持向上があげられます。

今後、「広陵元気塾」での展開や、「骨折0(ゼロ)のまち」実現に向けたプログラムの研究、開発など、地域課題を解決する共創プロジェクトが開始されます。



【募集概要】https://gyaku-propo.com/projects/bc9e5b16-9006-480a-8d07-4bab4c3a32ad

 

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