【官民共創事例】「骨折0(ゼロ)のまち」を合言葉にプロスポーツクラブと自治体が共同で行う健康プログラム
広陵町

【官民共創事例】「骨折0(ゼロ)のまち」を合言葉にプロスポーツクラブと自治体が共同で行う健康プログラム
【官民共創事例】「骨折0(ゼロ)のまち」を合言葉にプロスポーツクラブと自治体が共同で行う健康プログラム
掲載日: 2024-05-18

Jリーグ所属の大分トリニータを運営する株式会社大分フットボールクラブ(以下、大分FC)が、自身が持つスポーツに関する専門知識を活かし、広陵町にて継続開催されている地域巡回型健康教室「広陵元気塾」の推進をはじめ、プロのトレーニングメニューとの掛け合わせによる健康増進イベント「骨折0(ゼロ)のまちキックオフイベント」の実施を行いました。今回のイベントには地元の畿央大学も参画し、科学的な測定も取り入れた内容となりました。


健康増進を呼びかけるも、企画に参加する住民が偏りがち

奈良県広陵町では「骨折0(ゼロ)のまち」というテーマを掲げ、高齢者の転倒(骨折)予防方法の啓発や、健康無関心層への情報発信、健康教室の展開など、様々な施策を行ってきました。

しかし、教室などに参加する住民は毎回決まっており、健康無関心層への発信がなかなか広がらない課題を抱えていました。

その課題に対し、大分トリニータが公募した『「プロスポーツ×社会課題解決」で自治体と新しい社会価値を共創したい』が合致し、共創プロジェクトに発展しました。

 

「骨折0(ゼロ)のまちキックオフイベント」の開催

大分トリニータは共創プロジェクトにて広陵町を訪れ、「ライフキネティック」というエクササイズを住民にレッスンするイベントを開催しました。ライフキネティックは運動と脳トレを組み合わせたもので、誰にでもできる動きを通じて脳に刺激を与え、脳や神経の機能の向上を促します。住民の皆さんはチームのトレーナーと一緒に身体を動かし、楽しみながら参加していました。

また、このイベントには運営側として、畿央大学健康科学部理学療法学科の准教授と、理学療法を学ぶ学生も参画。測定した骨密度等のデータを大学に持ち帰り、分析評価を行っています。

 

イベント参加人数:約100人

<当日行われたプログラム>

■ 「脳トレ」ライフキネティック
■ 骨密度測定(大人のみ)
■ 運動器用さチェック(子どものみ)
■ 握力測定

 

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